第44回日本ラグビーフットボール選手権大会決勝 於秩父宮ラグビー場


今シーズン3回目のラグビー観戦。大学選手権決勝、トップリーグ決勝と来て、今日は日本選手権の決勝、東芝vsトヨタ。東京に帰ってきて何が良かったって、気軽に友人とラグビー観に行けるのがうれしいね。


戦前の予想通り、接点の当たりが非常に激しい試合。自分がやっていたせいか、バックスのランプレーよりも、フォワードがラックとかモールとかスクラムで激しくやり合うプレーの方が観てて興奮できるなあ。単純にラグビーの凄みを感じられて良いのです。プロレスとか好きな感覚に近いのかな。いや、違うかな。

点差は僅差でも、東芝の完勝だったと思う。よく「挑戦者の気持ちで」みたいな話があるけど、東芝は完全に王者の立場で試合に臨んで、トヨタの当たりを真っ向から受け切って、その上で勝った印象。鉄壁のディフェンス。何回やっても東芝が勝つだろうなあ、と感じさせる試合だった。まさに薫田監督5年間の集大成といえるものだったと思う。そしてそれは同時に、トップリーグ創設から4年間のひとつの到達点でもあるかと。

前回大会から4年、今秋のW杯では日本のラグビーがどれだけ激しい4年間を過ごしてきたのかが問われると思う。がんばって欲しいなあ。


東芝ブレイブルーパス 19-10 トヨタ自動車ヴェルブリッツ