3連休初日ということで、日帰りアクティブ小旅行in小川町。都営新宿線ではなく、東武東上線の方。


電車に揺られて11時過ぎに小川町駅に到着。朝食べずに出たので、まずはさっそくごはん。武州めん*1というのを食べてみた。うどんもそばもシコシコしていて美味しかった。埼玉県の学校給食に採用されているようで、若い子らはよく噛んで発育していただきたい。

食事後、和紙体験学習センター*2などに寄り道しつつ、仙元山へ。標高300m弱の小さい山だけど坂道はそこそこ急だった。ヒーヒー言いながら登っていると、ウインドブレーカーを着込んで颯爽と歩くお婆さんとすれ違い、「こんにちは」と挨拶された。恐らく60歳は過ぎてると思うんだけど、腕の振りも足の運びも軽やかでとても元気。なんていうかアレだ、肉は鶏のササミしか食べてなさそうな感じ。アスリート。




見晴らしの丘公園*3という場所で、203mの長さがあるという滑り台に乗った。お尻に敷く用のダンボールを100円で売っていたのだけど、財布がスッカラカンで買えなかった。受付のおじさんおばさんに「お兄さん、お尻熱いよ!お尻熱くなるよ!ハハハ!」みたいに見送られた。滑り台自体は子供より大人の方が楽しめると思う。体重があった方がスピードが出るから。
お尻はちょっと熱くなった。しばらくの間、パンツの中にホッカイロを入れてるみたいな感じになった。寒い時にはちょうどいいかもしれない。


続いて埼玉伝統工芸会館*4という施設で、和紙の紙漉きを体験。小川町の和紙づくりは1,300年以上の歴史があるそうな。その長い歴史をわずか1時間で体験しようだなんて、ずいぶんとせっかちだなあ。
短冊を4本作成。施設の人が仕上げを施して、後日送ってくれる仕組み。届いたら何を書こうか考えている。
記入前  → 記入後(想像図) 



続いて花和楽の湯*5というところで温泉に浸かる予定だったのだけど、人大杉で入れず。4月に増改築するらしいので、また来てみよう。ちうわけで予定を変更して、晴雲酒造*6で蔵を見学したり試飲したり。当然のごとくお酒買って帰る。




で、今日のメインイベントと言うべき美味しいお食事へ。250年以上続く老舗の二葉*7という店で、日本五大名飯のひとつ「忠七めし」を賞味。山岡鉄舟という幕末の偉い人と二葉の八代目当主との関わりで生まれたメニューだそうで。相当な苦労の末に考え出されたレシピだと思うんだけど、行き着いた結果がこういう素朴な料理というのが好ましく感じた。鉄舟さんはこれを食べて「我が意を得たり」と言ったそうだけど、案外真実はもっと世俗的で、「飲んだ後でもサラッと食えるなあ!コレ、うまいよ!」みたいな感じなんじゃね?とか思いながらサラッと食べた。おなかいっぱいでも食べられちゃう感じ。コレ、うまいよ。あとの4つの名飯も食べないとなあ。


古い歴史があり、お楽しみスポットもあり、楽しい街だった。他にもこういう街ってたくさんあるだろうから、今年はいろいろ行ってみようと思う次第。


今日は2万歩あるいたよ。

そんな10日。