坊主頭の髪がだいぶ伸びたので床屋さんへ。

前回断髪してからまだ1ヶ月くらいしか経っていないので、床屋の主人もわたしのことを覚えていた様子。「今日はどうしますか?」って訊かれたので「今日も坊主で」って応えたら嬉しそうにしてた。よくわからないけど、自分が坊主にした客がまた坊主にしたいと言えば悪い気はしないだろうね。オレ、いい客だなあ。


前回はいろいろ様子を見ながら切っていたけど、今回はいきなりバリカンで大胆に刈り始めた。わたし自身も、2回目なので髪が切られていく様を冷静に見られた。ムラ無く髪を染めるやり方を教えてもらったりして、わりと打ち解けた感じ。


そしたら突然主人が「この前持ってこられた写真のお友達とは、よく会われるんですか?」って。「この前持ってきた写真」については9月25日の日記を見ればわかってもらえるのですが、あの人実際の友達じゃない。オレの脳内では友達だけど。


けどまさか、
「いやあ、ネットで『坊主』の画像をググったらちょうどいい坊主が出てきましてね。それプリントアウトしただけの赤の他人。友達っていうのはうそ!」
とか言いにくい。


ちうわけで、
「いや、最近は会ってないんですけどね。学生時代の部活の友達なんです。で、『あいつみたいな坊主にしよう』と思って写真を引っ張り出してきたんですよー。はは。」
って言ってしまった。これがアレか、うそを隠すためにまたうそをつくというやつか。


恋愛ドラマみたいだけど、誰も幸せにならないうそだなあ。
まあ不幸にもならないけど。


そんな30日。(11月13日しるす)