RISING SUN ROCK FESTIVAL 2005 in EZO 8月20日編

5時ごろ、テントに打ちつける雨音で目が覚めた。かなり強い様子。へこむ、大いにへこむ。おしっこ行きたいけど雨だしなあ…とウダウダしていたら雨音が弱まったので外を見たら晴れてるー!おしっこと歯磨きに加え、水場にあまり人がいないのをいいことに洗髪。さっぱりして気持ち良くなったところで、朝ご飯はマイフェイバリットフード=カレーライス。天気もどんどん良くなってきて、テントの外にシート敷いて上半身裸で昼寝。最高、ロックフェス最高。
焼きそば作って食ってからSUN STAGEに移動。レジャーシート敷いて、のんびり鑑賞タイム。

  • 氣志團
    • 綾小路のMCはホントにおもしろいのです。
      • 「オレの視力は12.5あるから」
      • 「明日おまえんちのポストに弱った鳩が2羽入ってる」
      • 「ゴメンゴメン、おまえらがTOO SHY SHYなやつらだってこと忘れてた」
      • 「ぼくらはいつも石田純一」 他にもいろいろ。
    • ONE NIGHT CARNIVALの踊りは最高の斬れ味だと思います。長州小力か和田サンのパラパラくらい。
  • ELLEGARDEN
    • SUN STAGEでなくてEARTH TENTの方が似合うバンドだと思いました。人気がどうとかいう意味ではなく。今回初めて聴いたけど、また車で聴きたい感じ。
    • 細美君の帽子のかぶり方がどうしても共感できなかったのです。斜めにかぶるなって。
  • 奥田民生
    • やっぱり売れるよね。だっていい曲だもの。という感想。
    • 一発目の曲、昨年SAMURAIⅢでも歌っていたと思うのだけど、かっこ良いです。

ビール飲んでおしっこしてを繰り返しつつ、ゆったり見ることができた。3年目にして、じっくり落ち着いて楽しめるようになった気がする。RED STAR FIELDへ移動。

  • Strange Love Psychedelico
    • 本日のお楽しみその1。夕暮れ時のRED STAR FIELDはいい風情だね。昨年のUAも良かったし、今年も良かった。
    • ヒット曲満載で送る豪華版といった感じ。全部知ってる曲だから安心して楽しめました。
    • アーティストの皆さんはあまり「みんな愛してるよ」の類いを言わない方がいいと思う。思ってても言わなくていい。なんか萎えるから。

足湯につかりながら晩御飯。屋台のシャウレマとナシゴレン。RED STAR FIELDの吉田美奈子を眺めながら食った。力強くてムードのある歌を聴いて、すっかりいい気分になる。(この時点でビール7杯くらい飲んでる。)
ROSSOを見に行くテンションではなくなったので、テントに帰って休憩。そしたら風に乗って遠くSUN STAGEからチバの歌声が聞こえてきたよ、「アウトサイダー」。かっちょええ。
再びRED STAR FIELDへ。

  • EGO-WRAPPIN’
    • 本日のお楽しみその2。一度ライブ(ワンマンではないけれど)を観て以来、気になっていたのです。なのに全然予定の時間通りに始まらない。多少遅れるのはいいとしても、セッティングに1時間以上もかかるのはどうかと思うんだなあ。
    • 待ちくたびれた頃にようやく登場。相変わらずの超エネルギッシュボーカルと素敵な音にうれしくなる。けど2曲聴いたところで忌野清志郎の時間がやってきたので、涙を飲んで途中抜け。今年のRSRでいちばんの悲しかったこと。

移動の途中、EARTH TENTのTHE MODSをチラッとだけ見た。これも見たかったんだよ。かっこいい曲が流れておりました。

  • 忌野清志郎&NICE MIDDLE with NEW BLUE DAY HORNS
    • SUN STAGEに戻ってきて再びレジャーシートで鑑賞。キングというか、最近はGODになってしまった忌野清志郎。どんな風にステージに登場するか、それが見たくてEGO-WRAPPIN’を抜けてきたわけで、期待して待つ。
    • MCの「紹介しよう!GOD!忌野清志郎!」の声で登場。ド派手なガウンをゆらゆらさせながら。姿を見せただけでみんな喜んでいる。これはアレだ、プロレスの入場シーンと同じだね。蝶野とか武藤とか、入場テーマが流れてリングインするだけでもう半分以上は客を満足させちゃうからなあ。風格というか、オーラが違うのです。
    • 「きよしです」ってヒロシのパクリネタ、甲本ヒロトのゲスト出演など織り交ぜつつ。死ぬまで貫いてほしい。
  • ASIAN KUNG-FU GENERATION
    • 本日のお楽しみその3。ていうかアジカンバカとしてはクライマックス。今回初めてSUN STAGEのスタンディングゾーンへ。深夜1時に飛び跳ねる群衆。後藤君いわく「すごいねえ。こんな夜中に。みんなロック好きなんでしょ。」
    • 全部最近聴いてる曲ばっかりだー。イエー。
    • 今回のライブで区切りがついた。次のアルバムが出るまでは穏やかなアジカンバカでいられそうです。
    • 昨年はEARTH TENTでの出演だったけど、すっかりSUN STAGEでやっておかしくないバンドになったようで。ていうかなってしまったというべきか。あまりでかい会場は似合わないバンドだと思うのです。ドームでライブがあっても行かないなあ、きっと。

石狩の寒さ、CRAZY KEN BANDくるりの爆音にも関わらずレジャーサイト(まあ単なる野原なわけだが)で爆睡。覚えているのは「どうもー、くるりです」の一言だけ。
で、ラスト。

  • 斎藤和義
    • 今年のラストはGREEN OASIS勝手にしやがれにしやがろうかと思っていたのだけど、結局やはりSUN STAGEで締めることに。
    • 今までラジオでしか聴いたことが無かったけれど、ライブで見てちょっと印象が変わりました、いい方に。モルダウなんて久しぶりに聴いたのです。
    • ラス前の曲「彼女は言った」って名曲ですね。おちんちんでみんな癒されたと思う。ラブ&ピースってああいうことじゃないのかなあ。
    • ラストは「歩いて帰ろう」。ぴったりだと思った。素晴らしい締めだった。


テントに戻って、疲れた体に鞭打って撤収と朝食(在庫処理的に)。帰ってきてお風呂入ってバタンキュー。
あいにくの曇り空でRISING SUNは見られなかったけど、今年も楽しかった。
夏が終わったなあ。


おつかれさまでした。